喜怒哀楽

◎「喜」「怒」「哀」と「楽」

 

以前もこのことについてインスピレーションが下りてきたのですが、最近改めてでてくるため、一度書いておこうと思います。

 

私自身は、喜怒哀楽という4つの感情があるんだろう、というとらえ方をそれまでしていたのですが、ある時、

 

 

 

「喜」「怒」「哀」という3つの感情をきちんと出せるようになることで

 

楽しいということがわかるようになる

 

 

 

といわれました。

 

 

 

◎「楽」ということ

 

感情を抑え込んでいる人は、かなりいると思います。

 

人目を気にして笑えない、本人に怒らないで周りに愚痴をこぼす、嫌と言わないで一人であとで落ち込む、など。

 

感情というエネルギーの流れを抑え込み滞らせることで歪めてしまい楽しいということがわからなくなるのだそうです。

 

いらしてくださっている方たちが、以前より問題少なく生きやすくなっていく姿を見ながら、一方で、なんとなく幸せであることとの差異を感じることがあります。

 

それは、楽しそう、という感じがしないことがあるからです。

 

「幸せ=楽しい」というわけでありませんが、エゴで生きていれば、楽しいことで幸せを感じるのではないでしょうか

 

また、感情のエネルギーがスムーズに流れるようになることで、楽しい」ということがわかるようになり、ものごとを執り行うにあたって、エネルギーがあるので「楽(らく)」にできるという意味で、「楽」という字が使われているんだよ、ともいわれました。

 

 

 

◎大事な人に笑顔を向ける

 

考えてみると、保育園に通うの子供たちの多くは感情表現が豊で、出し惜しみする気配すらありません。

 

それを、エゴの損得勘定や思い込みで加減するようになっていくことで、豊かな感情表現を忘れたりできなくなっていくのではないでしょうか。

 

例えば、笑い方が単調な方がいます。

 

しかし、大笑い、微小、冷笑、苦笑、嘲笑、爆笑など、笑いにも多彩な形があります。

 

そうした多彩な笑いを、単一的な笑いでしか表現できていなければ、感情のエネルギーがどこかで歪められるため、スムーズに流れていきません。

 

考えなしに笑えばひんしゅくをかって生きづらさを覚えることもありますが、なるべく感情を出すことを続けながら、経験を通し、道理を学ぶことで、感情を自然に出せるようになっていきます。

 

自身の幸せに向けて方向性をだしている方は、意思表示と併せて感情表現もチェックしてみてください。

 

因果応報について考えたとき、身近な人ほど大切に、ということは当たり前のことです。

 

身近な大事な人にとびっきりの笑顔を向けられるか、それも一つのチェック項目になります。

 

頭で理解したつもりにならずに、実践してみてください

 

中には顔が引きつったり、顔は向けても目を背けているようなことがあるかもしれませんが、少しずつ変えてよりよくしていけば、必ずできるようになります。

 

どうしてもできなければ、そこには何らかの思い込みがあります。

 

そこを逃さずチェックすることで、自身の改善点を見つける機会にできます。