エゴの働き

ブログを書こうと考えていると、話のつながりの中であれこれ浮かんできてしまい収拾がつかなくなりがちですが、確認ができたりいずれ書くことになりそうなこともあるため、都度寄り道しながら書いていくことにします。

 

 

 

エゴの働きについて

 

エゴは3次元意識であり、無意識の思い込みというオートメーション機能を使って、この世界にある自分という存在を保つために働きます。

 

最優先事項として自分という存在を保つために、最善と思えることをエゴなりに判断しているため、エゴに損得勘定が働くのは、ごく当たり前のことなのです。

 

生き続けるために、必死になってエネルギーをなんとかしようとしています。

 

限られたエネルギーをいかに保つか、また補えるか、エゴの判断で最善と思えれば、できることをやろうとします。

 

無意識に自分のエネルギーが節約できたり、守ることができると思い込んでいることや、自分に得だと思うことをするのです。

 

 

 

エゴの短所?

 

短所かどうかは見方によるのですが、何度も書いてきたように、私たちエゴは不完全な存在です。

 

あまねくすべてを見渡したり、理解して行動に移すことなどできません。

 

幼く未熟で、視野が狭く、思慮が浅く、歪んだ考え方が正しいと思いこんでいたりもします。

 

そもそも善悪も正しさも本来無いのですから、無いものをもとに判断したりできてしまうということも、無意識に自らの状態を実証しています。

 

しかし、そういう状態であっても、エゴからしてみれば、自分を保つために最善と思えることをし続けなくてはいけません。

 

理屈に照らし合わせて考えてみれば、大して得でもないし間違っていると他の人が思うようなことでも、独善的に自分に都合よく解釈し、自分に得だと信じ込んで行動に移すこともしてしまいます。

 

それが嫌なら、成長して、自分が納得のできる生き方を身に着けていけばいいのです。

 

 

 

片面を無視したり見落としています

 

この世界は、二元性の世界といわれています。

 

私たちは不完全な存在なので、この宇宙のすべてや全体を見ることができず、物事のある局所しか見ることができません。

 

しかし、物事には常に両面があり、その両面をみて初めてそのものがわかります。

 

エゴでは、自分に都合のいいことしか見なかったり、聞かなかったり、考えなかったり、思いついたりしないことがほとんどです。

 

都合のわるいことは見ようともしなければ、聞きたくもないし考えようともしません。

 

本来ならば、より全体を見て、よりよい考え方ができるほうが、より正しく物事が見えるのですから、より正しい判断ができていい結果にたどり着きやすくなるはずです。

 

しかし、自分にとって都合がわるいネガティブな要素を無視していては、局所しか見えていないうえに、さらには物事の片面しか見ないで生きているため、思うような結果にはなかなか行きつきません。

 

因果応報という仕組み、意識と無意識、このことを組み合わせて考えることで、全肯定でのポジティブシンキングがわかるようになってきます。